過去2回「社内デザイナー養成科」として実施した職業訓練が「広告デザイン科」としてリニューアル。そして2015年の春に引き続き、5期目の開催が決定しました。
印刷物・販促物の作成やHPの運営などのWeb活用の基本的な知識など、広告制作に関わる様々な手法を多くの演習を通して身に付けると共に、企画の立案とプロジェクトマネジメント、プロへの発注・評価の方法なども学ぶことで、自ら考えて実践ができる企業の即戦力を目指します。専門職としての広告制作会社やデザイン会社、印刷会社だけでなく、一般企業の中で社内デザイナー(企業の広報担当者)としても活躍ができます。
■「広告デザイン科」はこのような方におススメです
◎広告制作業、印刷会社、DTPオペレーターなどでの就職を目指す方
◎販売の現場や、一般企業の社内デザイナー(広報担当)等での就職を目指す方
◎デザイン職の経験はないが、新たにチャレンジしてみたい方
◎就職活動で他の人と差別化できるようなスキルを身に付けたい方など
■「広告デザイン科」で身に付くこと
PhotoshopやIllustrator、Dreamweaverなどの基本的なデザインソフトの使い方をはじめ、色についての基礎知識(色彩検定3級に対応)やDTPなど制作における知識やルールはもちろん、写真の撮り方やコピーライティングなどのデザインに関して幅広い「デザインスキル」を、講座と演習を通じて身に付けることができます。
この訓練の一番の特徴は「ソフトの使い方&ひたすら作品づくり、では無い」というところです。表面的なスキルを覚えるだけにとどまらずに、いかに機能する「広告」を作れるようになるかを大切にしています。クライアントへのヒアリング、デザインの設計プロセス、実務さながらのプレゼンなどを通じて、「なんとなく」ではなく「ちゃんと考えて」作れるようになります。
広告デザインの中で必要なコミュニケーションスキル、特に「相手を理解する」「こちらの考えを伝える」というこの2つについて、全ての授業の中で大切にしています。見栄えはよくてもクライアントの話を聞けていなくて的外れ、いいものができても理解してもらえない、こうならないためのコミュニケーションのコツが学べます。これはどの職種でも役に立ちます。
■主な訓練内容
デザインとは、色の基礎、カラーコーディネート、色の役割と効果、印刷物のデザインの基礎、ちらし・リーフレットの作り方、レイアウトのテクニック、写真の撮り方など
◆DTPの基礎とディレクション
DTPとは、印刷フロー、アプリケーションソフトの役割、フォント、版下作成の方法と注意点、データの取り扱い、DTPディレクションなど
◆広報制作・ディレクション
マーケティングの手法と実践、企画の立案とプロジェクトマネジメント、コピーライティング、著作権・個人情報の取り扱いなど
◆Webの基礎知識と活用
インターネットの基礎知識、ブラウザの利用と種類、HTMLとCSSの基礎、Webを利用した広報手段とその選び方、Webサイトデザインの考え方、ワークフロー、ユーザビリティ、セキュリティ対策、業務を外部に発注する際のポイントと注意事項
◆パソコンスキル
Microsoft Wordを利用してのビジネス文書、ちらし、案内状の作成、Microsoft Excelを利用しての表計算、グラフ作成、統計、顧客データ管理、Microsoft PowerPointを利用してのプレゼンテーション資料の作成方法など
◆グラフィックデザイン基礎&実践
Adobe Photoshop・Illustratorの画面構成、描画ツール使用方法、Photoshop、Illustratorを使用してのちらし、パンフレット、DM、ポスター、リーフレット等の課題作成など
◆総合デザイン演習
卒業制作【企画立案から成果物作成(企画書、作品(チラシ、ポスター、パンフレット等)、プレゼンテーションまで】
詳しいカリキュラムを見る(PDFファイル220KB)
TEL:06-6562-6142
メール:メールフォームへ
■講師紹介
新原隆幸 / グラフィックデザイナー
ポスターや出版物など多様な広告媒体の企画・製作に携わる。業界で MAC 導入が進み出した頃から、大阪を中心に地方にも出向き企業へのデジタル環境の導入や操作スタッフの教育などもおこなう。現場経験を活かして DTP 系・グラフィック系の講座を展開。やさしい口調と丁寧な指導で人気を呼ぶ。
松木大哉 / コンテンツ製作事務所 工房景 代表
都市開発の設計事務所に勤務した後、93年に独立。現在の仕事は、都市開発設計、PCシステムプランナー、Webデザイン、パソコン講師と多岐に渡るが、全ての基本にあるのは「ものづくりをプロデュースする」こと。パソコンを通して広がる無限の可能性を受講生に伝えたい、と語る。元サーファーで全日本学生チャンピオンになったこともあるという、異色の経歴を持つ夢多き講師。
岩田 直樹 / アトリエ・カプリス代表、グラフィックデザイナー
約20年の実務経験をもつ現役グラフィック・デザイナー。デザインの仕事だけでなく、神戸芸術工科大学や国立明石高専で非常勤講師などを務めながら、事業経営者や一般の人に向けたデザイン系のワークショップも多数開催。一方通行型の講義だけでなく、体験型のワークショップも組み込みながらの工夫された授業はわかりやすいと定評がある。
竹村 禎子 / カラー&イメージコンサルタント
ファッションコーディネート、メイクアップ、ネイルケア、色彩心理、フラワーコーディネート、テーブルコーディネート等を学び多方面で活躍。株式会社アルティマージュにおいて13年間チーフカラー&ファッションコーディネーターとして活動後独立。ニューヨークへのカラー&ファッション研修参加、イギリスへのカラーセラピー視察を含め、2004年7月より1年間「ISTITUTO MARANGONI」ミラノ校ファッションプロモーションマスターコースに留学しファッションジャーナリズムを学ぶなどインターナショナルな情報と知識、豊かな感性と経験を持つ。現在カラーとファッションを含めたトータルイメージコーディネートのスペシャリストとして活躍中。
橘 知世 / TKDuo代表、コピーライター
販促プランナーを経て、フリーランスのコピーライターに。おもに雑誌やホームページの記事を執筆。みずから雑誌や記事の企画提案や編集も行い、当館ではコピーライティング講座も実施。人に伝える文章を書くのに必要なのは、センスではなく、「伝えたい!知ってほしい!という熱意と少しのワザ」を信条としている。
叶 桂子 / フリーアナウンサー
銀行員、OLを経て、朝日放送『ABCヤングリクエスト』のDJを10年間、NHKテレビ『きょうの料理』『婦人百科』の聞き手などを担当。日本語の美しさ豊かさを伝えたいと、朗読や絵本の読み語り、音読の講師をしています。【人の温もりが交差する学びの場】Aダッシュワーク創造館では、ビジネスマナー・言葉とコミュニケーションの講師として、「パジャマ言葉から背広言葉に着替えて大きな世界に羽ばたこう。大阪弁で結構。相手をリスペクトした言葉遣いで人と繋がろう」と、お伝えしています。【変化は進歩】【人生は筋トレ】【学びで広がる可能性】受講生の頑張る気持を応援いたします。
植村 好宏/(特活)音楽劇場ミュー代表理事
プロの役者・演出家として、舞台をはじめテレビやラジオなどの世界で活躍する一方で、ミュージカルスクール主任講師として “地域市民ミュージカル” の演出を手掛けたのち、2003年に(特活)音楽劇場ミューを立ち上げ、演劇の手法を取り入れた表現・コミュニケーション教育を様々な教育機関などで実践している。2009年にはアクトリーグ日本シリーズで優勝、即興日本一になり、MVPも獲得。
服部 正志/ひとまち物語工房 主宰
大学卒業後、一般企業に勤務しながら、2001年頃より市民活動、地域活動に携わるとともにワークショップに出会う。マザー・アース・エデュケーション主宰松木正氏に師事し、ワークショップのプロデュースとファシリテーションを学ぶ。企業や、自治体、教育機関での研修や、商店街、市民活動団体などのまちづくり活動において、ワークショップの企画運営やファシリテーションを行っている。また、キャリアカウンセラーとして就労支援講座の講師も務めている。
■求職者支援訓練について
◇ 平成23年10月より新設された、
雇用保険を受給できない方も受講できる職業訓練です。
◇ 公共職業訓練なので、受講料は無料(ただしテキスト代等実費負担)
◇ 訓練受講に際して、一定の要件を満たした場合、
訓練期間中の生活保障として「職業訓練受講給付金」が支給されます。
■訓練詳細
募集期間 | 2015年12月25日(金)~1月21日(木) |
訓練対象者の条件 | パソコンの基本操作ができ、文字入力などがスムーズに行える方 |
受講者の対象 | 雇用保険を受給できない方等(就労中に雇用保険を掛けていなかった方、働いた経験のない方、受給を終了された方)で、ハローワークで支援指示を受けられる方 |
申込方法 | 住所を管轄するハローワークまでお問合せ下さい。 |
選考試験日 | 2016年1月27日(水) |
選考方法 | 筆記試験 面接試験 |
訓練期間 | 2016年2月16日(火) ~6月15日(水)、土・日・祝日を除く平日 10:00~16:30 総訓練時間数429時間 |
場所 | A´ワーク創造館 |
受講者負担 | 9,699円(教科書代)、1,000円(職場見学先への交通費) *受講料は無料です |
※特定求職者の方が、ハローワークの支援指示を受けて求職者支援訓練や公共職業訓練を受講し、一定の支給要件を満たす場合、「職業訓練受講給付金」(職業訓練受講手当と通所手当)を支給します。
「求職者支援訓練」の受講や「職業訓練受講給付金」の条件はこちら
(厚生労働省ホームページへ移動します)
■受講生インタビュー
20代女性。デザイン職未経験。事務職から企業の広報担当へ就職。
1.受講動機を教えてください。
制作に関わるお仕事がしたい。そのための取っ掛かりや、スキルが欲しい。そう思い調べているうちにたどり着いたのが広告デザイン科でした。
元々事務として働いていたのですが、制作に関わる仕事には学生のころから憧れを持っていました。事務の仕事もすきだったのですが、働いている間も制作に関わる仕事がしたいという想いは持ち続けていました。
ただ制作に関わる仕事につきたいと思っていても、当時の私は業界のことを全くわかっていませんでしたし、入り方もよく分からずにいました。もちろん自主的に調べたりはしていたのですが、制作について調べるといわゆる芸大を卒業してや、イラストが描ける等の方々の情報が多かったように思います。また求人情報を見てみてもIllustrator使用できる方というものがほとんどでした。残念ながら私は芸大卒でもイラストが描けるわけでもIllustratorが使えるわけでもありませんでした。中途で、しかも全くの異業種異職種である広告業界になんのスキルもない私は難しいだろうなと。ただデザインやコピーが好きだという気持ちと、それを使った仕事がしたいという気持ちだけは残ったままでした。
もうひとつ自分自身の問題として持っていたものとして、制作、と思っているけれど、どういうつくる人になりたいかということです。デザインは好きです。なにかを伝えるための手段を考えるのも好きです。ただ制作の方はずっとつくっていても苦にならないと伺います。私がもし制作の仕事につけたとしても、本当に仕事としてずっとつくる仕事をしていけるのだろうか、また私は本当に制作者になりたいのかということでした。
そんなことをぐるぐる考えていたときに出合ったのが広告デザイン科でした。惹かれたポイントとして、受講することによって制作に関する前提をおさえ、制作ツールの入門スキルとして求められることの多いIllustratorと周辺ソフトの使い方が学べること、ソフトの使用方法を学ぶだけではなく業界についてや制作の仕事を進めていくためのデモンストレーションを受けられることでした。制作、もしくは制作に関わる仕事、どちらかはっきりとは決めきれず、されど方向性としては制作に関わる仕事につきたい私にとっては制作に関するさわりのスキルと方向性を決めるチャンスだと思い、受講することにいたしました。
2.卒業後、今はどんなお仕事をされていますか?
企業の広報担当として、主にノベルティー制作の企画運営の仕事をしています。制作自体はデザイン事務所にお願いするのですが、どういう方向性のどのようなものをつくるのかを企画しています。企画内容をデザイン事務所に伝え、あがってきたものについて修正依頼や意見の出し合い等も行います。
3.受けてよかった!というのはどんなところですか?
私の場合は、自分自身の進む方向性を決めることができたことです。先生方はじめ、たくさんの方に業界のことを伺い、授業や自主活動を通して制作者に必要なものを掴むため手を動かす機会を得れたことです。
結果的に私が制作者になることはありませんでしたが、デザイン事務所の方とのやりとりで制作者サイドのことを多少なりとも知ってることが役立ったり、デザインのテイストや細かい点について話に加わって行けるので助かっています。
4.もっとこんなことも学びたかった!というのはどんなところですか?
広告デザイン科ではチラシ制作をメインについて学んだのですが、いろいろなパターンをもっと考える機会があればもっと良かったかなと思います。
例えば広告する、というだけでもさまざまな方法があります。それぞれのメディアの特徴など、もっと掘り下げて考えれていければもっと幅が広がったかなと思います。
5.講師やゲストの方の授業はいかがでしたか?
実際仕事の場面ではどんなやりとりがされているかや、業界についてなど伺えたことがよかったです。ただ当時はあまり業界について理解できてなかったので、詳しいことについては伺いたくても質問できなかったりしたことが、もうちょっと努力できればよかったなと思います。
6.その他に何かあればお聞かせ下さい。
転職活動をする上で実際言われたこととして、学校に行っていたということよりも実際の仕事で経験したことを評価する、ということでした。厳しい意見ではありますが、この基準を持っている企業は多いのではないでしょうか。ただ、だから無理なのではなく、それ相応の努力が必要だなということです。受講内容だけなく、自主的に調べたり活動することが大切なのではないかと思います。実際、同期で全くの未経験だった方も制作として就職出来ています。私の場合は以前していた事務の仕事と今回学んだ制作のエッセンスを使える仕事が、私にとっては「広報」でした。ただデザインに関わる仕事にはつきたかったので、企業の広報部門でも制作に近い仕事をしているところをネットで探しました。
転職は怖いと思う人が多いのではないでしょうか。実際私は怖かったです。特に異業種異職種だったので、仕事が見つかるのか怖かったです。完全なジョブチェンジをするにしても、以前のスキルプラスαの仕事を探すにしても、努力が必要になってくると思います。仕事に求めるもの・必要なものを踏まえながら、自分にはなにがあるのだろうと考える必要も出てくると思います。それを踏まえて広告デザイン科や他のコースを受講を通して、その先どうしていきたいかを考えながら進んでいかれることを心より願っております。
20代女性。デザイン制作職未経験。アパレルからWeb制作会社へ就職。
1.受講動機を教えてください。
「モノづくり」を仕事にしたかったので、基礎からしっかり学べそうな「広告デザイン科」の受講を決めました。最初はDTPのデザイナーになりたいと思っていました。
2.卒業後、今はどんなお仕事をされていますか?
Web制作会社でディレクターをしています。「モノづくり」をしたい!という憧れで、未経験で採用され2年が経ちました。実際思っていたより、ずっとずっとハードな業界です。未経験だったため分からない事だらけで、今でもまだまだ勉強が足りない…というくらい奥深い世界です。残業は当たり前(定時で帰った事がほとんどない)、徹夜もあります。寝たくても寝られない、忙し過ぎて泣く…という経験を初めてしました(笑)企画を考えるのも、なかなか良い案が浮かばなくていき詰まる事も…
…と、辛い事ばかりを先に上げましたが、制作期間中、とてもしんどい事もありますが、自分の関わったサイトが公開されるのはとっても達成感があります。お客様にご満足頂け、結果が出せたページを作れた時は本当に嬉しいです。とっても大変ですが、その分とてつもなくやりがいがある仕事です。私はしんどいことも多いですがディレクターという仕事が好きだなと思います。
3.受けてよかった!というのはどんなところですか?
「広告デザイン科」に通ったことがきっかけで、ディレクターになりたいと思えたので、次の道が見つかるきっかけにもなりました。「モノづくり」の基本が浅く広く学べたと思います。
4.もっとこんなことも学びたかった!というのはどんなところですか?
授業でしっかり学んだつもりでも、実際働いて経験してみると全然出来ない…と感じる事が多いです。実際の仕事場をイメージした授業がもっとたくさんあればいいなと思いました。いろんなシーンを想定してチームで制作物を作ったり、提案をしたり…ということをもっとやっておきたかったです。また、現在Web制作会社で働いているという事もありますが、Webに関してもっと学びたかったです。Webの授業は少しだけだったので、実際制作したりすることがなかったため、構成からデザイン、コーディングをするところまで一人でやってみるという授業があれば良かったなと思いました。
5.講師やゲストの方の授業はいかがでしたか?
授業によっては合う合わないはありましたが、良い先生が多かったと思います。もっと授業を受けてみたいと思える先生がいらっしゃったのですが、授業時間が少なく残念でした。
6.その他に何かあればお聞かせ下さい。
私が「広告デザイン科」の受講をはじめた時、[モノづくり]がしたい!という想いだけで、何がしたいのか全く見えていませんでした。最初はDTPのデザイナーになりたいと思ったのですが、もっと若くからデザインをしている人もいる中で、自分がデザイナーで活躍している未来をイメージする事が出来ず、もんもんとした日々を過ごしていました。
ある授業がきっかけでディレクターになりたいと思うようになったのですが、「広告デザイン科」に通っていなかったら今の自分はいないと断言できます。
勉強以外にも、職員の方々や一緒に頑張れる仲間にも出会え、とても濃い4ヶ月でした。学生以外の期間に勉強出来るチャンスはなかなかないと思います。せっかくの機会、存分に活かして頑張れば、今より素敵な未来や自分の夢に近づけるはずです。
30代女性。デザイン職未経験。事務職からNPO法人の広報担当へ就職。
1.受講動機を教えてください。
再就職のためにスキルをつけたかったからです。パンフレットやPOPなどの販促ツールをつくる仕事を探していました。つくるといっても印刷の専門職ではなくて、デザインもできる企画担当です。私は以前に商品企画の仕事をしていて、その時に販促ツールのデザイナーさんと関わったことがきっかけで「私もデザインしたい!」って思うようになりました。しかし世の中はそんなに甘くない。ハローワークで見つけた「未経験可」の求人にとにかく応募しまくってみるも書類選考落ちばかり。 そうか、やはりデザインの知識がいるんだ。でも経済的余裕がないから職業訓練で学ぼうとして見つけたのが、Aダッシュワーク創造館の「社内デザイナー養成科」でした。なんかよくわからへんネーミング(社内デザイナーって何??)と思いましたが、講座のカリキュラムはとても具体的で実践的。学科も演習も時間数が多くて本当に訓練になりそうだなと思ったので受講を希望しました。
2.卒業後、今はどんなお仕事をされていますか?
行政と地域の間にたって様々な市民活動を支援するNPO法人に就職しました。イベントや講座の実施、情報収集と発信、相談対応などを通じて、地域の市民活動団体をサポートしています。また、市民活動センターを指定管理者として管理運営もしています。そこで私は事務局の仕事をしています。受付業務や電話、来館者の応対などとにかく色々やりますが、企画や広報に関わり、チラシ・ポスターの制作をすることが多いです。デザインのコンセプトを起こすところから入稿まで全部を担当します。
3.受けてよかった!というのはどんなところですか?
デザインする仕事に就けたことです。「社内デザイナー養成科」で学んだことが大いに活用できています。DTPだけではなく、”デザインする”ということに関して総合的に学べたのがよかったのだと思います。
4.もっとこんなことも学びたかった!というのはどんなところですか?
苦手なキャッチコピーをもっとたくさん練習したかったです。それとWebです。広報に効果的に活かす方法や携帯対応なども知りたかったです。
5.講師やゲストの方の授業はいかがでしたか?
就職対策のものから私生活や仕事の場に役立つものまで様々でした。専門家から学んで、個別に丁寧なアドバイスもしていただけるのは貴重でした。
6.その他に何かあればお聞かせ下さい。
3ヶ月という短期間に手厚くテンコ盛りなカリキュラムでしたから怒涛でした。実践感と達成感をたっぷり味わいました。そのおかげかどうかはわかりませんが、就職していきなり未経験者の私がチラシ制作のデザインから入稿までの一連を担当させてもらえたのはスゴイことだと思っています。初めての入稿は不安で寝れませんでしたが、その後もガンガン制作して慣れたので、今ではぐっすり寝れるようになりました(^^)v
NPO法人に就職することは想定外でしたが、受講してスキルが身についた。そして受講がきっかけで新しい出会いがあって世界が広がったのは間違いありません。ほんとによかったです。