LABU30その壱「ビジネス&ライフ;//AIカフェ」
開催:2025.07.23(水)18:30~20:00
会場:A´ワーク創造館 エントランスホール
【概要】イベント全体を論旨ごとにまとめた要約をGPTで作成しました。
【全体の概要】
本イベントは、Aダッシュワーク創造館の今後を見据えた新企画「LABU30」の一環として開催されたもので、AIや外国人労働者問題など未来への課題を地域と共に考えることを目的としています。特に靴業界のベテランであり、AI活用の先進的な実践者でもある野口彦株式会社・野口社長を招き、AI(特にChatGPT)を仕事や日常にどう取り入れているかについてリアルな活用例が共有されました。参加者は講演を通じ、AIの導入ハードルの低さと、発展的な活用の可能性に気づきを得る時間となりました。
【1】Aダッシュワーク創造館の転換期と新企画 「LABU30」
・建物の老朽化や講座形式の限界を受け、新たな取
り組みとして「LABU30」を開始。
・「LABU30」は「Life And Business Center Until
2030」の略で、5年後の未来を見据えた仮想アート
センター。
・テーマはAI活用に限らず、外国人労働者や地域産
業の活性化など広く含む。
【2】ゲスト:野口彦株式会社 野口貴弘社長の紹介
・86年続く革製品・靴の専門商社。大阪・大国町を拠
点に海外輸入やネット販売に注力。
・ドライビングシューズやライディングブーツなど、「ス
マートな趣味靴」が主力。
・ファミリーセールや訪問購入も展開し、訪日外国人 からも支持を受ける。
【3】ネット販売と海外取引の試行錯誤
・雑誌通販からスタートし、ネット販売に移行。現在は
楽天・自社サイト・Amazon等で展開。
・円安の影響で欧州ブランド輸入に苦戦中。
・海外メーカーとの交渉にChatGPTを活用し、翻訳・ 調査・提案文作成に使っている。
【4】ChatGPTとの出会いと基本的な使い方
・初期はGoogle検索の代替として利用。最初の検索 は「阪神タイガース」。
・使いながら「会話型AI」の有用性に気づき、翻訳や クレーム文の作成に応用。
【5】ChatGPTを仕事にどう生かすか
・商品の説明文・キャッチコピー・SNS投稿文などを 作成。
・検索順位やレビュー傾向、キーワード分析にも活用。
・指示を修正しながら「人間的対話」として使う工夫も。
【6】ユニークな使い方:AIとの対話・ロールプレイ
・車の中でChatGPTと会話。寂しさまぎらしにもなると の笑い話。
・方言を使ったキャラクター会話(大阪・青森・鹿児島 人)をさせるなど遊び心ある利用。
・架空の顧客やターゲット層を設定して販売戦略をシ ミュレーションする実験も実施。
【7】リスクと倫理的観点
・情報吸収のリスクも意識しているが、「人に聞けない ことを聞ける」利便性を重視。
・偽物サイトへの対策文をAIに書かせたり、BtoCにお ける言葉選びにも活用。
【8】質疑応答とまとめ
・ChatGPT未体験の来場者はいない様子。多くが何 らかの形で使用中。
・AIに個人情報を吸い取られることへの懸念もある が、利便性を優先している。
・最後は音声認識と連動したデモで会場を楽しませた。
〈了〉
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